1時間かけて書いた記事なのに、検索からのアクセスはゼロ。ブログを始めたばかりのころ、多くの人が通る道だと思う。
原因の多くは文章力じゃなく、「検索で見つけてもらう前提」で書いていないこと。
SEOの基本は「見出し・キーワード・文字数」の3つ。どれも、読者の疑問にちゃんと答えるための道具です。
僕自身、5月にこのブログを始めたときは記事づくりをほぼAIに任せていた(結果はお察しのとおり)。
この記事では、3つの基本を初心者向けにまとめつつ、4ヶ月ブログを続けて気づいたことも書いていきます。
見出し・キーワード・文字数。この3つを押さえれば、記事の土台はできるんじゃよ。読むのにかかる時間は約7分だよ。
そもそもSEOって何?「検索で見つけてもらう」仕組みをざっくり理解する
SEOは「Search Engine Optimization」の略。日本語だと「検索エンジン最適化」です。
難しく聞こえるけど、流れはこれだけ。
読者がGoogleで検索する
↓
Googleが「この記事が一番役に立つ」と判断する
↓
検索結果の上位に表示される
↓
クリックされて読まれる
Googleが評価しているのは、大きく分けてこの3つ。
- 読者の疑問に答えているか
- 記事の構造がわかりやすいか(見出しが正しく使われているか)
- 検索キーワードと記事の内容が合っているか
Googleの公式ガイドにも、検索エンジンのためではなく「ユーザーを第一に考えたコンテンツ」を作るように、と書かれている。小手先のテクニックより、読んだ人の役に立つかどうかが先なんですよね。
▶ Google検索セントラル:役に立つコンテンツの作り方(公式)
見出し(H1・H2・H3)の正しい使い方
見出しは記事の「目次」。Googleも読者も、見出しを見て「この記事に何が書いてあるか」をつかみます。
H1は記事に1つだけ・WordPressが自動で設定する
H1は記事タイトルのこと。SWELLなど多くのテーマでは、タイトル欄に入れた文字がそのままH1になる。本文に自分で足す必要はありません。
H2はキーワードを含めた「章タイトル」
H2は記事を大きく区切る、章のタイトル。
悪い例
H2:見出しについて
良い例
H2:見出し(H1・H2・H3)の正しい使い方
良い例のように中身が具体的にわかるH2にすると、Googleにも読者にも伝わりやすくなる。
H3はH2の中の小見出し
H3はH2の中をさらに細かく分けるもの。この記事なら「H2:見出しの使い方」の中に「H3:H1は〜」「H3:H2は〜」を入れています。
H2を飛ばしてH3だけ使うのはNG
H2を使わず、H3だけで記事を書くのは避けたいところ。H2のない記事は章立てのない本のようなもので、構造が読み取りにくくなる。
実践的なルールをあと2つ。
- ルール1:H2→H3→H4の順番を守り、階層を飛ばさない
- ルール2:検索キーワードは見出しのなるべく前(左側)に入れる
キーワードの選び方【検索される言葉で書く】
書き始める前に「どんな言葉で検索されたいか」を決めておく。ここを飛ばすと、誰にも届かない記事になりがちです。
キーワードの前に「誰のどんな悩みか」を考える
これは僕の反省から。このブログを始めたとき、「ブログ×AI」で検索する人はたくさんいると思い込んでいた。
ところが4ヶ月続けてみると、その需要は思っていたほど大きくなかった。キーワードを探す前に、読者がまだ言葉にできていない悩み(潜在ニーズ)を洗い出しておけばよかった。
読者を1人に絞って考えるやり方は、ペルソナ設定の記事にまとめています。
ビッグキーワードより「ロングテールキーワード」を狙う
「副業」「ブログ」のような1〜2語の短いキーワードは、ビッグキーワード。検索数は多いものの、大手サイトや専門家が上位を占めていて、始めたばかりのブログではまず勝てない。
一方、「副業 ブログ AI 始め方 初心者」のような3〜5語の組み合わせがロングテールキーワード。検索数が少ないぶん競合も少なく、新しいブログでも上位を狙いやすいです。
最初はロングテールに絞って書くのがおすすめ。
Googleサジェストで簡単にキーワードを調べる
特別なツールがなくても大丈夫。Googleの検索窓に入力したときに出てくる候補(サジェスト)を見ればいい。
たとえば「副業 AI」と入力すると、こんな候補が出てくる。候補は時期や人によって変わります。
副業 AI 始め方
副業 AI ブログ
副業 AI おすすめ
副業 AI 初心者
どれも実際に検索されている言葉。この中から、自分が書ける内容に近いものを選ぶ。
もっと効率よく調べたいなら、次のツールも便利です。
- ラッコキーワード:Googleサジェストをまとめて取得できる(無料で使える範囲あり)
- Googleキーワードプランナー:月間の検索数の目安を調べられる。使うにはGoogle広告のアカウント作成と支払い情報の登録が必要(公式ヘルプ)
ツールの具体的な使い方は、キーワード選定のやり方で手順つきで解説しています。
選んだキーワードはどこに入れる?
キーワードは、次の4か所に自然な形で入れる。
- 記事タイトル(なるべく前の方)
- リード文(記事の最初の100文字くらいまで)
- 見出し(H2を中心に)
- メタディスクリプション(検索結果に出る記事の要約文)
ただし詰め込みすぎは逆効果。Googleのスパムに関するポリシーでも「キーワードの乱用」として挙げられています。読んでいて不自然にならない範囲で十分。
文字数はどのくらい書けばいい?
「SEOには2,000文字以上必要」とよく言われる。でもGoogleは公式ガイドで、優先する文字数というものは存在しないと書いている。
出典:Google検索セントラル:役に立つコンテンツの作り方(公式)
大事なのは「読者の疑問に全部答えているか」。答えきれていれば短くても上位に出ることはあるし、薄い内容を水増しして5,000字にしても意味はありません。
とはいえ、書く前に目安がないと不安ですよね。一般的な目安はこのくらい。
| 記事の種類 | 目安の文字数 |
|---|---|
| 入門・解説記事 | 2,000〜3,000字 |
| 比較・まとめ記事 | 3,000〜5,000字 |
| 完全ガイド系 | 5,000字以上 |
本当の目安は、表の数字よりも「検索上位1〜3位の記事がどこまで答えているか」。たとえば上位の記事が5,000字でしっかり網羅しているなら、3,000字で勝つのは難しい。
書く前に一度、狙うキーワードで検索して、上位の記事をざっと読んでおこう。
AIに手伝ってもらうと、ここまでの作業がぐっと速くなる
ここまで読んで「覚えることが多いな」と感じた人もいるかも。
キーワード探しや見出し作りは、AIに手伝ってもらうとかなり速くなります。プロンプトの例を3つ置いておく。
キーワード選定
「〇〇(狙いたいテーマ)」について記事を書きたい。
検索されやすく、初心者でも上位を狙えそうな
ロングテールキーワード(3〜5語)を10個、
想定読者の悩みつきで提案して」
見出し構成
あなたはプロのSEOライターです。
以下の条件に従って、ブログ記事の「見出し構成(H2・H3)」を作成してください。
■ 狙うキーワード:〇〇
■ ターゲット読者:〇〇(例:副業初心者、会社員)
■ 読者の悩み:〇〇
■ 条件:
・H2の中に適切なH3を2〜3個配置すること
・検索意図(読者が知りたいこと)をすべて網羅すること
・各見出しに自然な形でキーワードを含めること
内容チェック
「この記事は読者の疑問に答えられているか、
足りない部分があれば指摘して」
ほかのプロンプトはブログ記事のプロンプト集にまとめています。
AIに任せきりにしない
ただ、AIが作るのはあくまで下書き。5月の僕は、ここをほぼAIに任せきりにしていた。正直うまくいかなかったので、今こうして記事を書き直しています。
自分の体験や言葉、熱意が入っていない記事は、AIでいくら量産しても読者にもGoogleにも信用されない。4ヶ月やってみて、いちばん実感していること。
Googleも、検索順位を操作する目的でAIなどの自動化を使ってコンテンツを作ることは、スパムポリシー違反だと明記している(公式ガイド)。AIを使うこと自体がダメなのではなく、使い方の問題なんです。
体験談や具体例を入れる。内容が正しいかを自分で確かめる。この仕上げだけは必ず自分の手でやりましょう。AIで書いた記事を評価してもらう工夫は、E-E-A-T対策の記事で詳しく書いています。
実際の記事の作り方はこちら。


書いたあとはSearch Consoleで答え合わせ
記事は公開したら終わり、ではありません。Googleの無料ツール「Search Console」を使うと、どんなキーワードで何回表示され、何回クリックされたかがわかる。
狙ったキーワードで表示されていなければ、見出しやリード文を見直す。想定外のキーワードで表示されていたら、それが読者の本当の悩みかもしれない。この答え合わせを繰り返して、記事を育てていきます。
使い方はSearch Consoleの使い方で、最初に見る3つの数字にしぼって解説しています。
まとめ:SEOの基本は「読者の疑問に答える」ための道具
SEOで最初に覚えることは3つだけ。
- 見出し:H2で章を作り、H3で細かく分ける
- キーワード:誰のどんな悩みかを考えてから、ロングテールを狙う
- 文字数:決まりはない。上位の記事と比べて、答えきれているかで判断する
そして、AIに任せるのは下書きまで。体験と言葉は自分で足す。
まずは今日書こうとしている記事のキーワードを1つ決めて、Googleの検索窓に打ち込んでみてください。サジェストを見るだけでも、記事の方向性がぐっと定まるはず。
ここまで読んでくださって、ありがとうございます!一緒にブログ、続けていきましょう。
※SEOに関するGoogleの方針やツールの仕様は変わることがあります。最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。







